赤福といえばあのやわらかいもちとなめらかなあんこが特徴ですね
そんな赤福、なんで赤福っていうのか知っていますか?
赤福の名前の由来
実はわかっていないんです
候補としてはいくつかあります
代表的なものでは、餡を入れた餅を大福と呼ぶことの対比として、赤い餡を外側につけた餅であることから赤福と称したというものがあります
ですが、赤福を作っている会社では、赤心慶福を由来としています
赤心慶福とは、「赤子のような、いつわりのないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味です
餅の由来としてはしっくりこないような、くるような…
赤福ってどこが作ってるの?
赤福はなんと、株式会社赤福という企業が作っています
赤福みたいなお餅はいくらかあるんですが、商標として登録して作っているのは株式会社赤福だけです
そのため、赤福といえばこの会社の作った赤福餅を指すのが一般的ですね
赤福ってなんであんなにおいしいの?
赤福のおいしさはあの滑らかなあんことやわらかいお餅の組み合わせがあってこそでしょう(個人的主観によります)
生菓子であり、日持ちしない代わりに、変な添加物も入っておらず、安心して食べられます
これだけ有名になってくると日持ちさせるための商品改良もやってしまいそうですが、
そのままの味を守ろうとしているのでこのおいしさが維持できているんでしょうね
箱の中身は赤福餅だけじゃない?
赤福といえばこのようにきれいに並んだ赤福餅がイメージされると思いますが、
実はこれ以外にも中に入っているものがあります
それがこちら
伊勢だよりと俳句です
なんとこの伊勢だより、一種類じゃないんです
これをコレクションしている人もいるほど種類があるそうです
普段は捨ててしまっていると思いますが、集めてみるのも面白いでしょう
また、赤福といえばこのへらも独特ですね
餅とあんこをこれで救って食べるわけですが、ただのへらなのにちゃんとあかふくと刻まれているのもいいですね
お土産にするときに気をつけること
赤福餅はお土産として人気もあり、買って帰る人も多くいると思います
ですが、この御餅、箱入りとはいえ傾けると寄ってしまいます
味にはなんら問題ないですが、お土産として渡す場合には見た目にも気をつけたいところ
持ち帰りの際はできれば入れてもらった袋のまま手持ち、
かばんにしまう場合には角度が崩れないように気をつけましょう
最後にお伊勢さん菓子博の紹介
伊勢で今年は4月21日から5月14日まで、菓子博が開催されます
伊勢近郊限定ではなく、全国からいろんなお菓子が集まるものです
期間が長いため、観光がてらいってみてはいかがでしょうか