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砂糖 調味料

サトウキビ以外から作られる砂糖? 甜菜糖って一体何?

更新日:

砂糖といえば一般的にはサトウキビから作られます

サトウキビといえば南国地方で作られているのですが、

実は北海道などの寒冷地でも砂糖の原材料を栽培しているのです

寒冷地では当然サトウキビは育たないため、別な材料を栽培しています

聞いたことがあるかもしれませんが、テンサイという材料です

漢字で書くと甜菜です

甜菜糖についてまとめてみました

甜菜ってどんなもの?

甜菜とは見た目は大根や蕪に近い形をしています

こんな感じです

砂糖が作れる大根ということで砂糖大根と呼ばれたりしますが、

実は大根の仲間ではなくヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の二年生の植物になります

ビートという言葉も聞いたことがあるかもしれませんが、

こちらは甜菜のご先祖様です

品種改良した結果が甜菜と言われており、砂糖用の品種群全般を指します

砂糖になるのは根っこの部分で、こちらを絞って精製することで甜菜糖になります

砂糖としての生産量のうち、実に35%が甜菜糖だそうです

このテンサイ、過去にヨーロッパでなんとか砂糖を作り出せないかというところから始まったそうです

今でこそ糖度15%程度ありますが、初期は1%程度しかなかったそうで、品種改良によりここまで糖度が上がったというのがわかるためなかなかおもしろい作物だと思います

ちなみに日本国内で作られている砂糖の75%が甜菜糖と、以外にも生産量はサトウキビより多いのです

代わりに消費量としては少ないので、輸出メインになってるんですね

普通の砂糖と甜菜糖で何が違う?

甜菜糖は、精製した砂糖に比べてオリゴ糖が含まれているという特徴があります

このオリゴ糖、腸内ビフィズス菌の栄養源となるため、お腹の調子を整えてくれます

栄養素としては精製糖である上白糖に比べてミネラル分が含まれているそうです(ホクレンホームページより)

市販されている甜菜糖は色が茶色いのも特徴的ですね

ですがこの色、調べてみるとついていない甜菜糖もあるそうです

ということは製造過程でカラメル化してるんでしょうね

製造過程で出た結晶はそのまま上白糖として、

残った糖液を煮詰めて作ったため色が付いている、ということです

つまり、甜菜から作った砂糖というわけではなく、甜菜製造改定で残った糖液から作った不純物(ミネラル分など)入りの砂糖ということです

普通の砂糖よりは身体に良い、くらいに思っておくと良いかもしれません

なんで甜菜糖の消費が少ないの?

身体にいいのに上白糖より使われていない甜菜糖

理由はいくつかあるのですが、大きなところではやっぱり価格です

上白糖がやすいと1kgで100円ちょっとであるのに対して、

甜菜糖は300円程度と大分価格差があります

メーカーに寄っては1kg1000円超えも出てますね

頻繁に買うわけではないとはいえ、この価格差は手を出さないのには十分な理由だと思います

ちなみになぜ高いかについてですが、個人的な推測を記載しておきます

甜菜から上白糖やグラニュー糖を作って、その後の糖液から甜菜糖を作っています

つまり、甜菜糖に対して上白糖の出来る量は多いんですね

となると、工場や人手を甜菜糖のために使うよりは上白糖を作ったほうが同じ時間で量を作れます

それでも甜菜糖を作るところに労力をかけようとすると、必然的に上白糖より製造コストが上昇します

私個人の推測ですが、材料費ではなく製造費が嵩むため上白糖より高いのではないかと考えています

甜菜糖が社名についている日本甜菜糖株式会社とは

甜菜糖を作っている会社の中に、社名に甜菜が入っている会社があります

日本甜菜糖株式会社です

大正8年に創立された会社で、主力製品はもちろん甜菜糖です

といっても、甜菜からも上白糖やグラニュー糖が作れるので、

ビート糖として普通に取り扱ってます

身体に良いと言われる甜菜糖は残った部分から作っているので、普通の砂糖が主力なんですね

そのため、もしかしたら知らず知らずのうちに甜菜から作った砂糖を口にしているかもしれません

原材料のところにビートや甜菜と書いてあったら甜菜から作った砂糖です

次に砂糖を買う時には原材料を見てみてはいかがでしょうか

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